ソラリスの海に漂う森と池

建築家・高松伸氏の設計による『ソラリス』ビルの2階の内装計画。『ソラリス』はSF作家スタニスワム・レムの小説にも登場する惑星であり、超知性体のソラリスの海に包まれている。店内の床は、水に揺れる水藻、静まりかえった朝靄の中の森と池を連想させる。建築の持つ第一印象としての力強さを内装に取り込み、経年かわりないガラス・木・石を多用しそれぞれを積層させ、重量感・調和・安らぎ・温かさを表現した。また、明らかな建築の座標軸の交点にガラスのカウンターを配置した。その上部の二層にわたるガラススライシャッターと可動トップライトを全開にした時、ソラリスの海に浮遊する星雲がカウンター天板に映り込むであろう。